世界レベルの
医療安全管理体制を目指して
麻生歯科クリニックの感染管理は、CDC(国立感染症研究所、アメリカ合衆国)により提
起されたスタンダードプレコーションに準拠しています。さらに国際水準に合致した衛生
基準を加え、患者さんの安全や作業に従事するスタッフの安全を確保した感染管理を徹底
しています。
スタンダードプレコーション
「汗を除くすべての血液、体液、分泌物、損傷のある皮膚・粘膜は感染性病原体を含む可能
性がある」という原則に基づき、感染症の有無に関わらず適用される予防策です。

麻生歯科の感染予防対策
7つのポイント


01感染管理指導の徹底
診療に当たるスタッフの予防具の装着や手洗い・手指消毒等が適正に行われるよう指導し、感染管理に関する研修を行うなど周知徹底しています。


02ディスポーザブル製品の採用
患者様に直接触れる手袋、マスク、エプロンなどはすべて、患者様によって新しいものをつかっています。


03器具に応じた滅菌器で
徹底処理
滅菌供給業務は、感染管理クリーンスタッフが用途に応じた専用の滅菌器を使って徹底して処理をしています。


04専任の感染管理
クリーンスタッフを配属
感染管理クリーンスタッフが常駐し、院内の清掃や診療で使用する各種器材の洗浄等を専門に行っています。


05汚染エリアと
清潔なエリアの区分を徹底
感染管理室において、器材の回収、洗浄・消毒・滅菌・乾燥、保管の各作業工程に応じた区域分けを徹底しています。


06医療用全自動洗浄消毒器
による滅菌
診療で再使用する器材の洗浄等は、医療用全自動洗浄消毒器を採用し、高温熱水による洗浄・消毒・乾燥で、確実な滅菌処理を行っています。


07お口に触れる器材は、
すべて滅菌
お口に直接触れるすべての器材を滅菌し、ハンドピース類についても、内部を真空状態にして滅菌する高圧蒸気滅菌器で、深部まで滅菌します。
徹底した滅菌管理を
行っています
「滅菌」 とは、すべての菌・ウイルスといった微生物を、死滅・除去することです。衛生
管理において、消毒・殺菌・滅菌などさまざまな言葉が使用されますが、「どのくらい菌を
減らしているか」という点は大きく違っています。


麻生歯科の
洗浄・滅菌へのこだわり

治療に使用する機材の滅菌には、世界で最も厳しいヨーロッパ規格EN13060のうち、最高クラスのクラスB高圧蒸気滅菌機を使用しています。また、効果的な滅菌処理を実現するため、国際規格ISO15883において規格化されている洗浄・消毒のプログラムを使用します。

高圧蒸気滅菌器
(クラスB オートクレーブリサ)

高圧蒸気滅菌器
(クラスB DAC Professional)

高圧蒸気滅菌器
(国際規格ISO15883
ミーレジェットウォッシャー)

高圧蒸気滅菌器
(国際規格DIN EN ISO11607-1
エースクラップ滅菌コンテナー)
滅菌コンテナによる
滅菌システム
より安全でクリーンな治療環境を維持するため、治療器具の滅菌はもちろん、器具を使用
した後の回収から、滅菌後の保管にいたるまでトータルで設計し、取り組んでいます。
01洗浄
国際規格(ISO15883)
高圧洗浄機です

02洗浄
バスケットごと洗浄します

03洗浄完了
国際規格(ISO15883)
高圧洗浄機です

04減菌
洗浄済みバスケットを
滅菌処理します

洗浄・減菌
の流れ
05減菌
ヨーロッパ規格EN13060
クラスBオートクレーブ
(高圧蒸気滅菌器)です

06減菌
滅菌コンテナを
オートクレーブにセット

07保管
滅菌済みのコンテナは
パススルーに保管

08保管
パススルーはオペ室とつながっており、オペ室から直接器具を取り出し使用できます

独立型オペ室(クリーンルーム)
の完備


手術用空気清浄ユニット
無菌空気清浄フィルターで空気中の細菌等を除去し、
清浄度の高いクリーン空間を維持


気密構造
気密性に優れたオペ室は、高い清浄度を維持し、汚染から守る構造になっています。


オペ準備室
滅菌衣への着替え、手の消毒を行い、手術室に菌を持ち込まない設計となっています。

